【外部卓】Ruins of Azlant【GM：Gata】

375 ：Gata：2024/04/18(木) 20:25:58 ID:YVBqgjJq

遅れましたが3月のセッションログです。


最下層へ至るには、3つのフロアで特別なアイウーンストーンを入手する事が必要と判ったPTは、1つめのエリア研究棟の探索を進める。
めぼしい品が持ち去られた宝物庫と、ルーンロード「ザンダグール」へのメッセージを送った痕跡のある通信室を経て大図書館へ到着する。
そこでは人の姿を模した自称悪の来訪者のクサカルバ・アクスローラルが部下の秘書風サキュバスを伴って調べ物をしていた。
彼曰く、デーモンロード「アブラクサス」にここの知識を提供し、覚えめでたくなる事で配下のマリリス「アリストラクシア」を簒奪する事が目的。
アブラクサスの権能は禁じられた知識で、ここの図書館の蔵書はうってつけらしい。
調べ物を手伝ってくれるのであれば、この図書館で知り得た情報は共有すると協力を持ち掛けてきた。
明け透けにここの知識をゴラリオンに広めて混乱を招く事が目的と話すが、時間も差し迫っている事もあり、彼(と秘書)と協業で調査を行った。
判った事は以下の通り。
・スピンドル ソリューションは、アズランティ諜報機関であるアイウーン・インペラティブの分派。道中で出会ったゴーストのジャズラダンが創始者。
・スピンドル・ソリューションの幹部には、敗戦の将軍ラシモス、協力関係にあるルーンロードから派遣されたハリガル、転移魔法のエキスパートのエルフのヴァーリス、エイローデンとも親交のあったセラピストのルリシアン等がいる。
・試験棟にはこの施設全体を管理している管理システムがあり、そこに異常があると施設内の人造全てに影響が出る。
・最終兵器コンパスの制御方法が判るが、ジャズラダンが教えてくれた内容とかなり異なる。

知識を得られたアクスローラルはPTに感謝を示し、ここで見つけた輝く青色の球体のアイウーンストーン(判断力に＋4の強化ボーナス)をくれて去っていった。
彼の正体はザカーバという巨大サイズの複数の蛇が絡まった姿の来訪者。その恋が成就するかは不明。

最後の部屋で、アースフォールの落下時にマナサプトラに転生したルリシアンと邂逅する。
俗世とは縁が切れた彼女だったが、アズラントを懐かしみ、ジャズラダンが過去の妄執に囚われている事を嘆く。
ジャズラダンは人類の為にアボレスと戦う事を使命としていたのだが、彼の指す人類とはアズラント人を指し、今世の人類は守る対象では無いと教えてくれた。
1匹のアボレスを倒す為だったら現在の人間が何人犠牲になっても気にも留めないだろうとの事。
ちなみに権力にものを云わせてウィッシュを重ね掛けして知力と敏捷力と判断力と魅力に体得ボーナスを得ているらしい。それも脅威度が上がるレベルで。

続く試験棟にテレポートしたPTは早速クロックワーク・ソルジャーに囲まれる。
モモアやハムサラが攻撃にさらされるが、これを撃破。
探索を進め、ここがメズラン(4章で出て来た変身能力を持つ知性ある粘体)製作所である事が判る。
海中の遺跡や海原を遠隔監視している部屋や、ヴァーリスが作ったと思われる多次元へのポータルを発見する。
このポータルはPlane of Earthの "水泡の迷宮"、Plane of Fireの "真鍮の都"、アクシス(秩序の次元界)の "アクシオム・フォージの尖塔"、そしてAbyssのネッシュの魔境へ通じており、転移した者は1時間後にこの部屋に戻ってくる仕掛け。

真鍮の都とアクシオム・フォージの尖塔は次元界でも屈指の大都市で、ここでなら購入制限を気にせずに買い物が可能。
ただ、それぞれ使用は1回のみ。

過去に捕らえられたオキムアを助けにやってきたアボレスを捕らえている部屋もあった。
アボレス自体はただの死体だったが、調べたハムサラの頭の中にアボレス語が響いたようか気がした。
(マスターがセーヴを振りました)

深部で制御コンピューターを破壊して人造の制御を乱し(攻撃ロール、セーヴ、技能・能力値判定に-2)、動力炉にしていたプラズマウーズも倒す。
閉じ込められ、テレポートでも脱出できずにメズランに変異する事で生き永らえていたハリガルを倒して2つめのアイウーンストーンを得たところで次回へ続く。