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【外部卓】Ruins of Azlant【GM:Gata】

211 :Gata:2022/05/17(火) 22:05:37 ID:B3vOv2HX
7月の会場を予約しました。

日時 7月17日 日曜日 9:00〜16:30
場所 中川生涯学習センター 第3集会室


遅れましたがセッションログを上げておきます。


カルデラ湖中央部の島にたどり着いた一行。ひっそりと建っている塔には窓はなく、屋上部分にはモザイク模様のガラスのドームが見て取れた。
入口の両開きの扉にはデズナとファラズマの2柱の女神が描かれ、アズラント帝国時代には神殿に準じる建物だったと思われる。
鍵の掛かった扉を破壊するのは避け、崖から塔に向かって掘られた洞窟から侵入を果たしたPTは罠やスクラグを退け塔を上る。
残されていた記録から、この塔は古代アズラント帝国時代にデズナとファラズマの神官達によって作られた信託と占術を組み合わせて予言を行う施設「ナルシャカール」と判明する。
※デズナとファラズマにはそれぞれ星と予言の権能がある。
ダーヴィンゲストの足跡をたどるクエストの最後の1つ、古代の観測所もこの塔を指していた。

2Fで捕らわれていた盲目のサイクロプスの若者エアロウライスを救出する。
彼は中央大陸のサイクロプスの集落の一員だったが、9年前にハグのヘレクトリーにこの島まで攫われたとの事。
サイクロプスの目は未来を見通す力がある為、占術の焦点具に最適でくり抜かれ、霧状のモンスターに生き血を吸われて生かさず殺さずの状態で幽閉されていたのだ。
哀れに思ったPTに開放され、感謝するサイクロプスを残し一行は塔の最上階に至る。

そこは望遠鏡を備えた天文台があり、ヘレクトリーとギルマンの集落で接触した来訪者のサーキルがPTを待っていた。
敵対的な反応をするサーキルとは反対にヘレクトリーは飲み物を勧めPTに友好的に話掛ける。彼女の言い分は以下の通り。

・付近の海域を支配するアボレスのオントゥースと敵対している彼女は、50年前に偶然ナルシャカールを発見した。
・まともに戦うとかなり分が悪いのだが、塔の力を併用すると勝利の道筋が見えはじめた。(8:2の割合で敗北する未来がここ数年では6:4まで勝率が上がってきたらしい)
・だが4ヶ月前からどのような手を講じても敗北する未来しか予見出来なくなった。
・ストリックスの伝承では山間部の塔にこの世の破滅が眠っている?何の事かわからないね。
・ヘレクトリーは血液を儀式の媒体にしており、人の血液に酷似している生き血の森にスクラグを採取に向かわせたり、サフアグンを使って生贄を集めたりしていた。
・人間たちのアンコラート島への入植は知っていたが静観していた。しかし島を探索するPTの力には傾注していた。
・ハムサラとベイグの血脈の力、アボレスの精神支配に耐性のあるエスイ、魔女団を結成するのに適したモモアとグライス等、彼女にとってPC達は是非とも配下に欲しい人材なのだ。(ギュスターヴは女性の願いであれば簡単になびくだろうという算段)

入植者達の生き血まで求めたヘレクトリーに対してPTは毅然としてNOを突き付け交渉は決裂し戦闘となる。
接触攻撃で耐久力ダメージを与えるヴァンピリック・ミストに囲まれ、マーダラスコマンドでベイグが操られる等苦戦を強いられるが何とかこれを撃破。
ヘレクトリーは自分が死ぬと一帯のパワーバランスが崩れると命乞いをするが容赦無く殺害される。

塔で一泊し翌朝に凱旋するPTだったが、山中からタルマンドールバウンティに火の手が上がっているのが見えた。

村へ急ぐPTだが、その途中で同じく村へ駆けつけようとする入植者達と、彼等を安全な場所へ誘導しようとする民兵が言い争っている場面に遭遇する。
ラモーナの指示と言い張る民兵と自分達の開拓地を守ろうとする島民の話は平行線。
PTが間を取り持とうとしたところ、事態が進呈しない事に業を煮やしたのか民兵に化けていたフェイスレス・ストーカーが正体を表し襲って来た。
意外に士気の高い島民と共闘してこれを撃破したPTは村へ急ぐ。

村の入口にはレイモンドと司祭両名、民兵達が避難民の対処にあたっていた。
レイモンド曰く、村に居た入植者達の内十数名が突然フェイスレス・ストーカーになり家屋に火を付けたり他の入植者に襲い掛かって来たとの事。
フェイスレス・ストーカーとは人型生物に偽装する希少な異形で、これ程の群れを成すのは聞いた事も無いらしい。ちなみにアボレスが創造したとの伝承もある。
村にはまだラモーナや村人数名が取り残されており、折悪く入港したリバティ・ヘラルド号から降ろした積荷も異形達の手の内らしい。
ラモーナにはナイアスであるギュスターヴの髪の毛を渡しているので、彼女が気絶状態という事がわかる。

村に入ったPTは積荷に火をつけているフェイスレス・ストーカーを倒し、燃え盛る庁舎でラモーナを人質にしたフェイスレス・ストーカーの首魁タナルドゥと会敵する。
カーヴァー・ヘイスティングスに化けていたタナルドゥはシーハグを排除したPTに慇懃な口調で感謝を告げる。
どうやらこういった潜入工作は初めてではなく、入植者第1陣が行方不明になったのは、今回と同様にフェイスレス・ストーカーが徐々に村人と入れ替わりながら攫っていたらしい。
その時にタナルドゥが化けていたのはレイモンドであり、彼の姿で村人サイラス・ウェザービーを襲いながらもトドメをさし損ねた事が心残りすると嘲笑する。

燃える庁舎で軽業を使いながら走りまわるタナルドゥとその配下に手を焼くが、自分を殺めたタナルドゥを察知して顕現したサイラスのポルターガイストの助太刀もありこれを撃破。
サイラスは成仏し、かなりの家屋が焼け落ちてはいるがタルマンドールバウンティの壊滅は阻止出来た。

これにて2章は終了。3章はその日の夕刻に意識を取り戻したラモーナがPTに今後の相談をするところからスタートになります。

休息期間は無し。ロカサ族がアクアティック・エルフの街タラサントリに買い出しに向かって5日が経過しています。
3月のセッション時には清算は後にして買い出しに向かう事は認めましたが、実際に売却する品と購入するアイテムを次回の開始までに決めておいて下さい。
ちなみに盲目のサイクロプスのエアロウライスはストリックス達が誘導して連れてきてくれてます。


ナルシャカールの最上階に据え付けてある望遠鏡はアーティファクトで、占術の力を高める事が出来ます。

アズランティの太陽系儀 マイナー・アーティファクト
SLOT none CL 15th WEIGHT 1,750 lbs. オーラ 中程度の心術と変成術
この巨大な真鍮、ブロンズ、水晶の置物は、伝説の時代にあったゴライオンの太陽系をモデルにしている。
10分以上扱った場合、地理に関する質問に答えるための知識(地理)チェックに+5の状況ボーナスを与える。
月に1度、遠く離れた世界の異星人の心とコンタクトするために使用できる。これはコンタクト・アザー・プレインと同じ働きをする
(呪文の効果や能力値の減少を判断するには、半神格の数値を使用する)。
破壊コスト 3,800GP マイナーなアーティファクトではあるが、アズランティの太陽系儀は通常のダメージで破壊できます。硬度20、ヒットポイント300。

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