【第一例会専用】Return of the Runelords【GM：位坂敏樹】

76 ：位坂敏樹：2020/09/21(月) 16:12:34 ID:f+CNWtM2

今回はお疲れ様でした。
以下が報酬及び経験点となります。

＞経験点
2400 霊障：秘術の嵐
2400 ”角持つ牙”のごろつき(400)x6
3200 ”角持つ牙”の乱暴者(800)x4
2800 フレッシュドレッグ・オヴ・ラス(400)x7
600 シンスポーン”ゲズレヴァン”
1200 Advハイドラゴン
1600 ”黄金の”ジャナ・ギルダースリーヴス
4800 ラス・シンスポーン”モザマー”
1200 フレッシュドレッグ発生の原因を突き止める
3200 教団の哲学者(800)x4
1200 アルデン・ティラレスク
1600 ”彼女の傲慢と契約の助手”カントゥリン
1600 コルステラ・ロスタラータ
1600 死者を出すことなくバラケットを回収した
6400 ロデリック卿の悲願を達成する
------------------------------------+
35800/6+7434=13401/10000
次回は5レベルからの開始となります。
また、1章が終了しましたので（擬似的に）1ヶ月の自由時間が与えられます。
コストを消費せずにキャラクターの再構築及び調整が出来るのは今回迄となります。


＞物品及び魔法の品（売却時半額）
3600 ポーション：キュア・モデレットウーンズ(300)x12
1200 ポーション：インヴィジビリティ(300)x4
4700 +1スタデッド・レザー(1175)x4
1550 高品質ランサー(310)x5
120 盗賊道具(30)x4
600 高品質の盗賊道具(100)x6
60 レザー・アーマー(10)x6
5400 歓待の卓(美味かつバリエーションが豊かであること以外はサステイニング・スプーンと同様の効果,30lb) https://w.atwiki.jp/prdj/pages/1817.html#id_0a9f156f
2000 クローク・オヴ・レジスタンス+1(1000)x2
2502 +1ミスラル製パンチング・ダガー
1575 ワンド：ファイアー・ボール(chg7)
2300 +2チェインメイル
8310 +2ハルバード
5 呪文構成要素ポーチ
8000 リング・オヴ・プロテクション+2
200 カントゥリンの呪文書(占術と死霊術を除く秘術呪文1st、2nd合計3)
400 コルステラの呪文書(1-3Lv秘術呪文をどれでも4つ)
2315 ロングソード+1


＞財宝
1100 3着の豪華な古めかしい衣装
112 ”角持つ牙”の乱暴者の財布
132 ”角持つ牙”のごろつきの財布
200 水晶製のデキャンタ
120 真珠と翡翠のネックレス
1243 ジャナの財産
2500 ”孔雀の精霊”の像
200 黒曜石の足が長い象の像
2100 コルステラの財産


＞特殊
”傲慢の剣”バラケット


＞勝利ポイント
+6 フレッシュドレッグの遭遇に勝利x2
+3 リドルポートのスパイのリストを入手する
+6 ケズレヴァンとモザマー、ハイドラゴンを倒す
+3 カントゥリンを倒しコルステラを正気に戻す
+3 バラケットを回収する
=======================================+
13+16=29pt/34

無事ロデリック・コーヴに平和が取り戻された

77 ：位坂敏樹：2020/09/21(月) 16:30:45 ID:f+CNWtM2

マグニマール/Magnimar
真なる中立/大きな都市
退廃 +2､犯罪 +2､経済 +5､法治 +2､情報 +5､社交 +2
特質：学芸､繁栄､戦略要地､千客万来
危険：+10

統計
政治体制：独裁制（市長）
人口：16500(人間 13365､ハーフリング 825､ドワーフ 660､エルフ 660､ノーム 495､ハーフエルフ 330､ハーフオーク 165)

市場
基本価格 12800gp､ 購入上限 7500GP； 呪文 7レベル
下級アイテム 4d4； 中級アイテム 3d4； 上級アイテム 2d4

78 ：位坂敏樹：2020/09/21(月) 16:58:27 ID:f+CNWtM2

次回までの買い物ですが、マグニマールが利用可能となります
上の都市データを参照にして下さい

79 ：位坂敏樹：2020/09/21(月) 21:00:42 ID:f+CNWtM2

>76修正

＞経験点
2400 霊障：秘術の嵐
2400 ”角持つ牙”のごろつき(400)x6
3200 ”角持つ牙”の乱暴者(800)x4
2800 フレッシュドレッグ・オヴ・ラス(400)x7
600 シンスポーン”ゲズレヴァン”
1200 Advハイドラゴン
1600 ”黄金の”ジャナ・ギルダースリーヴス
4800 ラス・シンスポーン”モザマー”
1200 フレッシュドレッグ発生の原因を突き止める
3200 教団の哲学者(800)x4
1200 アルデン・ティラレスク
1600 ”彼女の傲慢と契約の助手”カントゥリン
1600 コルステラ・ロスタラータ
1600 死者を出すことなくバラケットを回収した
6400 ロデリック卿の悲願を達成する
2800 勝利点
------------------------------------+
38600/6+7434=13867/10000

80 ：位坂敏樹：2020/09/21(月) 21:05:13 ID:f+CNWtM2

1.オードラニの願い
チュールウッドから帰還した君達は報告の為にラレンザ・ソート港湾知事の家へと向かった。そこには知事だけではなくオードラニの姿もあった。
茨唇族ゴブリン達と”路の守り手達”の事実上の壊滅の報を聞いた港湾知事は喜び、君達をねぎらうと共に用意していた手料理を振る舞ってくれた。

　食事の席でこれからの事を話し合うこととなったが、オードラニは”角持つ牙”と”光り輝ける教団”のどちらも出来うる限り人を殺すことなく
事態を収められないかと君達に持ちかけてきた。というのも現在ロデリック・コーヴを牛耳るどちらの組織にも数多くの市民が参加しており、
その数をいたずらに減らすことは町に大きな傷跡を残すことに他ならず、また指導者であるジャナにせよコルステラにせよ既に組織として
無視出来ない程の支持者を集めておりそれらの統制が失われるような事態があればロデリック・コーヴの治安は大きく悪化するのは想像に難くなく、
リドルポートのスパイが町中で暗躍しているという噂もあり何かあればそれに乗じて彼らが行動に移るのは間違いないというのがオードラニの意見だった。

　また町中では霊障の発生頻度が上がり、以前に君達が遭遇した怪物フレッシュドレッグが時折見かけられるようになり、更には市民達の間でも
ちょっとした意見の相違によるいざこざが多発しており何らかの魔術的な影響がロデリック・コーヴをより動乱や怪異が発生しやすい状況にしているのではないかと
オードラニは考えていた。

　実はオードラニはマグニマールで神職にあった頃にコルステラと出会っており、その時の彼女はサーシロン帝国の研究に傾倒する信頼し難い学究であった
とはいえ今ほど傲慢ではなく、自分が協力を拒んだ後に何かあったのではないかと君達に打ち明けた。

　しかし、ラレンザの意見としては安定した統治の為には町に蔓延する不穏分子の芽は出来うる限りそれも早急に摘んでおきたいというもので、
必要な粛正であれば多少の流血については目を瞑ると約束した。


2.”角持つ牙”の本拠地
現時点で2つの組織のうちどちらがより問題かについて調べると、市民達は”光り輝ける教団”にはほぼ嫌悪を抱いておらず、変わり者だが礼儀正しい
宗教学者達の集団と考える一方で、”角持つ牙”についてはジャナの母親であるジェスの過去の行いや日頃の粗暴な振る舞いもありまたそこに所属する
多くの者達が食い詰めた町のあぶれ者であったことから厄介者の集団であると考える者が大多数であった。

しかし町中にこれ見よがしに存在を誇示する”孔雀の館(Peacock Manor)”と比べて、”角持つ牙”の本拠地と呼べるような場所は町中には存在せず、
広場に面したクリークサイドと呼ばれるいつでも冷たい飲み物を提供すると評判の酒場への出入りが目立つ程度だった。更に聞き込むとごく希に市庁舎
となっているコーヴ・ホールの裏手から”角持つ牙”の人員が出てくるところが目撃されていた。

　市庁舎の裏手にある滅多に使われない倉庫を調べると、魔法で隠匿された階段があり、その先へと進むと魔術により破壊された通路へと出た。


3.地下水路
　床のところどころには焼け焦げた痕跡が残っており、魔術霊障である秘術の嵐がランサーを持った女性の幻影、アラズニストの姿で発生していた。
「お前の灰を新たなるサーシロンの礎にしよう(Your ashes will form the foundation of my New Thassilon!”)」という言葉と共に放たれる元素エネルギーの
光線が踏み込んだ者を問答無用で貫いたが、手頃な投擲物で浪費させられ反応がなくなると安全に進むことが出来た。

　先にあった申し訳程度のバリケードを避けて進んだ君達は、”ゲズレヴァン(Gezrevan)の店”と書かれた扉に辿り着く。ノックすると中からいささか人間らしさを
欠いた女性の声で歓迎する返答があり、扉の中へと踏み込むとそこは薄汚れているものの落ち着いた色合いの高級な調度品が並ぶ酒場になっており、
その奥にはバーカウンターがあり1体のシンスポーンが酒瓶を整理していた。声の主であるシンスポーンは向き直ると君達を見て固まり、咄嗟のはったりにも
騙されることなく声を張り上げると壁に掛かっていたランサーを手に襲いかかってきた。更に向かいの大部屋で戦闘訓練を行っていた”角持つ牙”のごろつき達が
仲間のピンチに駆けつけ乱戦となる。バーの主人”ゲズレヴァン”が倒されると今度は舞踏場の奥にあるカーテンの中からギャンベゾンを纏った
フレッシュドレッグ達が増援として君達に襲いかかり、更には奥にある長机の食堂で食事をしていたフレッシュドレッグ達も戦闘に加わる。結果として君達は
敵を全滅させ、この戦闘を制することとなった。

　更に先へと進むと、”黄金の”ジャナ・ギルダースリーヴスが精鋭の部下である乱暴者(Bruiser)を伴って君達を待ち構えていた。町で虐げられた者達を助け、
更にはこの町を支配者の圧政と搾取から解放すると主張する彼女との交渉は早々に決裂し戦闘となったが、横の小部屋に潜んでいた乱暴者や水路から
這い出してきたクリフォト：ハイドラゴン(Hydragon)、更には熟練のクオータースタッフ使いファイターであるジャナに苦戦を強いられる。更には奥の扉から
ハルバードを構えたクリフォトロード・ヤマソスのクレリックであるシンスポーン”モザマー”が現れる。モザマーは君達をアラズニストの軍勢へと加わらないかと
勧誘するが勿論その交渉も成り立つ訳なく喜びの奇声を上げながらハルバードを構え襲いかかってきた。圧倒的な頑強さを誇るモザマーだったが、
イアピアシング・スクリームの連打で動きを固められている間にジャナを倒され、モザマー自身もサンダーストンプで転倒させられ最後には倒された。

　意識を取り戻したジャナはこの町にいるリドルポートのスパイが誰であるかを知っているが、かつての母親の所業によりロデリック・コーヴで信頼を
得ることが出来ず結果偶然見つけたこの地下水路(The underflume)で出会ったモザマーの協力を得て自身の兵団を創り上げ、最終的にリドルポートの
圧政と搾取からこの町を救おうと考えていたことや、唯一自分達に優しかったのはシンスポーンであるモザマーやゲズレヴァンだけだったことを語った。

　しかし、モザマーには別の思惑があった。それはロデリック・コーヴの住人達を怒りのエネルギーで満たし、アラズニストの新たなる兵団として
編成することであった。モザマーは怒りと使命に満ちた若いジャナを大変気に入っており、アラズニストの帝国が復活した折には高く取り立てて貰えるよう
言する予定だったのである。

　通路の奥には螺旋状の緻密な碑文がポータルを形成しており、モザマーの手記からこの場所がヘルストーム・フルームと呼ばれるアラズニストの
別荘であったことやポータルがホロウ･マウンテンに繋がっていること、強力な魔法無しにこのポータルを破壊することは難しいが幸いにして現在ポータルが
不安定な状態にあり向こう側から数日をかけて少数の同盟者を呼び出せるに過ぎないことが分かった。
モザマーは最終的にこのポータルを修復し、forge of wrathが完全に崩壊する前に西ヴァリシア全体を繋ぐ巨大ネットワークを再構築することが
目的だったようである。


　自らの目的を阻止されたものの、モザマーによる支配から解き放たれたジャナは憑き物が落ちたかのように落ち着いており、君達に”光り輝ける教団”は
巧妙な立ち回りで市民の関心と同情を獲得しているがその実態はサーシロン帝国の宗教”孔雀の精霊”を信仰し帝国の遺産を蒐集する危険な集団であり、
また一度彼らの実態を暴こうと侵入した際に悪魔のような外見を持つコルステラの助言者を見たと君達に教えてくれた。


4.”光り輝ける教団”の誘い
地下水路から戻った君達の元へ休む間もなく訪れる者が居た。孔雀の意匠を施した僧衣を纏った禿頭の女性は自身を”光り輝ける教団”の一員”孔雀の哲学者”
であると名乗り、教祖コルステラ・ロスタラータが交渉を呼びかけていると君達に告げた。

　孔雀の館へと訪れた君達は彼女の案内で大きな教室へと案内される。教壇には褐色の女性、コルステラ・ロスタラータがハーフエルフの男性を従えて
立っており、挨拶もそこそこに君達が持つルーンワーデッド・ガントレッツを渡すように持ちかけてきた。コルステラの口調は始終まるで出来の悪い生徒に
呼びかけるかのような傲慢さが透けて見え、常に自分本位の主張を繰り返すばかりであった為に交渉は決裂し戦闘となった。コルステラもこの展開は
想していたようで扉の外に控えさせていた哲学者達が次々と教室へなだれ込んできた。
そして姿の見えない何者かが中央の螺旋階段から襲いかかってきた。姿を現したそれはデーモン：カンビオンのウィザードであるカントゥリンだったが
呆気なく撃退される。

　哲学者達の猛攻に苦戦したものの、最終的にコルステラの手からバラケットは取り上げられ、彼女はその呪縛より解放されて正気を取り戻した。

　そして危険なアーティファクトやロデリック・コーヴの地下に眠るポータルをどうするかという話になったが、オードラニの提案でマグニマールの
シェードロン評議会(Sihedron Council)を訪ねてみてはどうかという話になり、また自身のトラウマ克服の為にと彼女も君達への同行を願い出た。